チェックミータッチの魅力

チェックミータッチの販売に至った経緯

 従来型の携帯型心電計を販売し始めたころ、お客様からお便りをいただきました。 心筋梗塞の心電図が記録されたケースでは、犬の散歩中にベンチに座って心電図を測定した際、いつもと違う波形が出たため、かかりつけ医に相談すると、すぐに病院へ搬送され、その場で検査・ステント手術を受けられたそうです。何の痛みもなかったので、とても驚いたとのことでした。感謝のお手紙を頂戴しました。

コロナが始まったころは、パルスオキシメーター付きの機種が人気でしたが、現在では心電計本来の機能に特化したモデルが好まれています。やはり、心臓に対する関心が高まったのかと予想していました。

実は私自身、高校時代に先天性心疾患と診断され、運動制限のために体育の授業では激しい運動を見学することが多かったです。その後、心電計の会社に入社しましたが、当時のデータは残っていません。記録は感熱紙タイプでしたからね。 それから心電図に興味を持ち、一生のテーマにしようと心に誓いました。

その後は、定期的に自分の心電図を記録しています。

10年前の記録

この時、あまりに心室期外収縮が気持ち悪いので、呼吸や体位、瞑想などを試し、 コントロールする技を身に付けました。(マジです)

現在は

高齢化してきましたので、今後は心房細動の出現がいつくるか、冷や冷やしています。

本論に戻りますと

かばんに携帯型の心電計を入れておくと、探すのに手間がかかることがよくあります。ポケットが多いせいか、ひどい時は見つけるのに1分以上かかることもあります。体温計やSpO2の測定器なら問題はないのですが、不整脈の場合、タイミングを逃すと記録ができないことがありました。
以前、名刺サイズの心電計を見つけたことがありましたが、すぐに壊れてしまいました。
誰でも使えるようにするには、販売価格をもっと安くしないといけないと常々思っていました。
今回、中国国際医療展示会で「チェックミータッチ」を見つけ、時間はかかりましたが、日本の医療機器として認証を得ることができて安堵しています。
「不整脈なんて関係ない」と思っている方にも、今から測定を始めて、突然起こる体の異変に気づくことで、健康維持や長寿につなげてほしいと願っており、多くの方に使っていただければと思います。

 

30秒より最長5分間記録

30秒では記録できない事もあります。 少しでも長い時間記録ができれば異常な心電図を記録する確率が上がります。
しかし心電ケーブルを装着し、貼付け電極を貼る手間とコストは負担増になります。何とか手持ちで測れるのが望ましいと思います。 5分以内ならいつでも中断してください。 データは保存されます。

 

 

自己判断しないで、無病測採チームを頼ってください

心電図波形は少し勉強すると素人でも何となくわかってきます。 でも自己判断は禁物。 おかしいと思ったらかかりつけ医に行ってください。
正しい診断が必要です。
お一人でも早期発見できればとっても嬉しいです。